食物繊維
食物繊維は炭水化物の中に含まれ、『ヒトの消化酵素では消化されない、食品中の難消化性成分の総体』と定義されています。 以前は、カラダの構成成分にもエネルギー源にもならないため、役に立たないものと考えられていましたが、最近、生体への重要性が指摘されています。
食物繊維には、水に溶けない「不溶性食物繊維」と、水に溶ける「水溶性食物繊維」の2種類があり、それぞれの主な働きは以下の通りです。
不溶性食物繊維
(1)便のかさを増やし、スムーズな排便をサポートします。
(2)咀嚼回数、唾液の分泌量を増加させます。
(咀嚼・唾液の分泌は、アンチエイジングに不可欠です。)
(3)満腹感を得やすくします。
★多く含む食品 : 穀類、野菜(根菜)、果物、ふすま、豆類、寒天、きのこ、
甲殻類の殻 など
水溶性食物繊維
(1)有害物質を抱き込み、スムーズな体外排泄をサポートします。
(2)ブドウ糖の吸収を遅らせ、食後の急速な血糖の上昇を防ぎ、糖尿病や低血糖症に良い影響を与えます。
(3)腸内細菌のバランスを整え、腸内環境を改善します。
(4)コレステロールの吸収を低下させ、高脂血症の改善に有効です。
★多く含む食品 : 果物、野菜、海藻類、こんにゃく、きのこ、豆類、麦、イモ類 など
尚、大量の食物繊維はミネラルの吸収を阻害することがありますので、注意しましょう。

